燃やされるのを承知で,携帯の話
舘向裕也と芦舘ヒロヤの生存報告
独り善がりごと
ドコモが新しい発表会をしたそうだ。いつもの通り感想を書いてみる。
はじめに
現役ドコモユーザーとしては,毎度発表内容を(できるだけ様々な分野について)楽しみにしており,今回もその例に漏れないが,その感想をどこにどう書くかは,適切な方法をまだ見つけられていない。
いつもは,過去記事でお馴染み「グルドン」に書いていたが,向こうにおける回線維持事業者への印象があまり良くないようで,前向きなチャットが捗らない。端末のより好みも極端でなおかつそれは筆者の価値観が妥協できる範囲には収まらない。
無観客プレゼンテーション
今回は,一見するとこれまでの発表会と変わらないが,冒頭に観客席を映した広角の画が無い。どうやら今回は(感染症対策のため)観客を入れず実施したようだ。オンラインプレゼンテーションといえば「Nintendo Direct」じゃん,と答えがちな筆者にとっては,今回の形に不自然さを拭えない。
せめて今後も手段の一つとして使えるくらいの練りは欲しい。
富士通が帰ってきた!
今回はなんといっても,Snapdragon 800番台のarrowsが帰ってきた(最後は2015年12月8日のF-02H)ことが最大の驚きだ。
直近のarrows NX (F-01K) から数えても2年半,ユーザーは新作を入手する前に他社機種に乗り換えてもおかしくないだけの時間が空いた。自分も含め,いま富士通を,若しくはかつて富士通を使っていた方々は「今年こそ新作を」と望みつつ,同時に新作の可能性を諦めてもいたかもしれない。F-01Kを買った方々が端末代金の支払いを既に完了した状態で,同じメーカーを使い続けられない可能性を生むほどに間隔が空きすぎた。仮にもう半年空けば,富士通の継続率は急落しただろう。
土壇場で復活した富士通のSnapdragon 800番台採用機種,期待せずにはいられない。
型番が変わった
2008年秋より「メーカー頭文字,年度毎通し番号,年度識別文字」の組み合わせが続いたが,5G始動に伴い型番が「メーカー頭文字,電波世代,通し番号,年度識別文字」にリニューアルされた。だから今回発表された富士通端末は,例えばarrows Be4ならF-02MではなくF-41A, arrows 5GならF-03MではなくF-51Aだ。今後新たな技術が現れるまではこのルールに則るようだ。ここ最近は一社が一年で10台以上も発売する例はなかったため,通し番号の十の位を電波世代に譲ったのだろう。
ただ,レイアウトが激変したわけではないので,しばらくはリニューアルした事実を意識しながら型番を解釈する必要があるかもしれない。
今回の候補から何を選ぶか
自分のスマートフォンの2択は以前から「ソニー vs. 富士通」であり,そこは今回も変わらない。選ぶならXperia 1 Mark2 (SO-51A) あるいはarrows 5G (F-51A) の2択だ。
ただ,今回は伏兵「LG V60 ThinQ 5G (L-51A) 」がいる。
少し前にSoftbankから「LG G8X ThinQ」が発売された際は,G8X ThinQ欲しさにドコモを離れることを複数回考えたほどだ。
競合他社が搭載を諦めた各種機能をもれなく載せ,それでいて他者を凌ぐ低価格,見どころ満載だった。2画面使用を強制しない自由の広さも相まって,同時期に世間を賑わせた「折り畳みスマートフォン」には目もくれず,G8X ThinQを羨んだ……((今回ドコモでも(Softbankでも出るらしい)V60 ThinQが出るため,乗り換えの必要はなくなったが))
今回久々に(V30ぶり?)ドコモにLG製が帰ってくることもあって,乗り換える手もあるか,とは思い始めている。((もちろん,最有力はソニーと富士通だ))
結局何を選ぶ?
Xperia 1-II, arrows 5G, LG V60 ThinQ 5Gの順かな……
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